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【書評】偏在する脳髄と集約される謎/「ドグラマグラ 上巻」【感想】 - マトリョーシカ的日常
精神病棟で目が覚めた主人公は、自身が記憶を失っていることに気づく。主治医である若林によると、自分... 精神病棟で目が覚めた主人公は、自身が記憶を失っていることに気づく。主治医である若林によると、自分の記憶を取り戻すことが、ここ九州大医学部の名誉回復にもつながり、はては怪事件を解くきっかけにもなるのだとか。 もう少し詳しく。若林の前任の正木先生は「狂人解放」に取り組んでいた。当時、得体の知れないものだった精神病にメスをいれ、原因をつきとめ、病を治すという試みだった。 しかし、その斬新な構想は時代に受けいられなかった。彼のおかしな論文も原因なのだが。 結局、正木先生は自害し、研究の書類を処分した。残されたのは意味のわからない散文の数々。「あなたの記憶の手がかりはここにあります」と、若林は主人公にそれを託す。 とまあ、あらすじはこんなところだ。 偏在する 読みにくい話ではない。無駄が多いが、筋はしっかりしていると思うし(僕の読解力が正しければ)正木先生が言うこともおかしくない。上巻は、彼の著作を
2014/07/22 リンク