自尊心がなければやってらんない、という話 - The Greatest Love of All - 天国と地獄の間の、少し地獄寄りにて

家庭教師やってると、失敗ばかりでときにはイヤになる。生徒とのセッションは基本的には楽しい時間だ。けれど、それが結果としてどうなのかというと、たとえば「やっぱりここ、まちがえるかよ」とか、「なんでテストの点数が伸びないんだよ」とか、客観的にみて失敗に分類されるようなことばかり起こる。生徒とはあらかじめしっかりと話し合って目標とかマイルストーンとかを決めてある。それにもとづいてこっちはこっちでいろいろと作戦を立て、ストーリーを描いている。そのストーリーどおりに進むことのほうが少ない。だいたいは、「あー、あ。やっちまったよ」みたいな後悔の連続になる。 それでもおもしろいもので、生徒は成長していく。人間ってのは、どんな障害があってもそれをはねのけて育っていく力があるんだと感心する。まるで舗石を突き破って筍が伸びてくるように、力強く伸びてくる。そういうのを見てると、「下手な家庭教師なんて要らないよな

[hilda_i]

褒められるに値する成果を出さなきゃいけない、か。自尊心が充分あったら成果があろうがなかろうが褒められたら気持ちよく受け取れるんだけど、自尊心がないところにタダで褒められたら猜疑心で一杯になるのよね。

[grisella]

貶してるという自覚がなく、むしろ構ってやってる、可愛がってるつもりの親もいる。日本社会では目下の者に対する態度としてありがちなので。「やる気なくして成績落ちますよ」くらいは言っていいと思う。

[oinor-i]

概ね共感。ただ、色んな子がいるので、強い子は自尊心削られてもなんとかなるが、繊細な子は少しの他人の言い方（目線さえ）も悪くとって傷つく。長年息子の家庭教師をしていて思う。弱い子には特に慎重になるべき。

[arajin]

「不安である親は、その不安から逃げようとして、自ら努力するのではなく、子どもに努力を求めることになる。その上でなお不安であるから、ほとんど自傷行為に近い心理で子どもにきつくあたることになる。」

[ikanosuke]

親の褒め方が『満点は当たり前』『私に従ったお陰だからできた』みたいな感じだったので、10歳頃にはヤル気も親への信頼も消失してた。褒めりゃ良いってもんでもないよ。今は無能という矜持に縋って生きてる。

[raebchen]

ステキな考察だ😃発破はかけても、常に対等の目線で、良いところをほめる。できたことを素直にほめる。自分（教師）を超えていくことを喜べる。子どもに対しても、大人に対しても、それはとても大切なことと思う😃

[gimonfu_usr]

（ "〔親が〕不安から逃げようとして""〔自己の延長と認識している〕子どもに努力を求め"　"なお不安であるから、ほとんど自傷行為に近い心理で子どもにきつくあたる" ）／（　このバアイ、親がすべき「努力」とは？）

[narukami]

「その不安から逃げようとして、自ら努力するのではなく、子どもに努力を求めることになる。その上でなお不安であるから、ほとんど自傷行為に近い心理で子どもにきつくあたることになる」

[runa_way]

親を家庭教師が養ってあげたらいいと思う。経済的余裕があれば心理的余裕も生まれやすくなる。人間関係がキツいとそれでも余裕は持てないから、親と友人に、いやそれより家族になるとさらによい。これは寓話です。

[UKIBORI]

“つまり、こういった親に徹底的に欠けているのは、世界に対する信頼感なのだ。そして、世界に対する信頼は、自尊心の裏返しだ。結局、親に自尊心が欠落していることが、根本原因である。”

[lotusland]

“こういった親に徹底的に欠けているのは、世界に対する信頼感なのだ。そして、世界に対する信頼は、自尊心の裏返しだ。結局、親に自尊心が欠落していることが、根本原因である”

[matsuD]

“自尊心を失った生徒は、天与の成長力を失っていくだろう” これはいかんよな

[misomico]

“自尊心こそが成長の原動力”