中山ヒデ的なもの - MCATM IN THE BLOG

そうそう、おもいっきりテレビが、みのから中山ヒデに交代するって話を受けてですねー、僕はみのは嫌だが、中山ヒデは支持する、というステートメントを発表したいと思っているわけなんです。 中山ヒデって、ダウンタウン的な価値観の中でオミットされた芸能人の中でも、最大の悪玉のように感じる事があり、当然僕なんかも森脇健児なんかと同列にして、「なんかこいつの『芸』は嫌だ」とか、もっと言えばこんなものは芸でもなんでもないと思っていたわけなんですが*1、最近考えるに、この人の持っている「なんでもなさ」っていうのは、少なくとも希少価値はあるな、と思えてきたわけです。 例えば大勢のタレントを相手に切り盛りするタイプのバラエティ番組なんかと比べて、ちょっと腰を据えた形でのトーク番組等では、その「なんでもなさ」、もっと言うと、芸能人を相手にしたときの「一般人とは違う独特の感じ」を希釈する媒体としての中山ヒデ、には価値

[mcatm]

ナンシー関は「中山ヒデ的なものの中で、中山ヒデは最強」って書いていますが、それ以降再評価しているなら、見てみたいっす／「芸人失格」読む

[Louis]

ABブラザーズと聞くと『オホーツクに消ゆ』が真っ先に頭に浮かぶ私はゲームオタク

[coinlocker]

『一見すると「芸が無い」と判断してしまうがちな、しかし実際はかなり手だれの、「希釈テクニック」に支えられているのだと思う』『内側にある、「我々とは違う世界」を、「我々の世界」と地続きにしてみせる』

[sinyapos]

リアル”ロード”＜なんでもないような事が幸せだったと思う

[frivolousman]

実は後年ナンシー関も「中山ヒデの徹底的なシニシズム（ＴＶ動物園の動物・檻の中の見せ物になりきること）」？を認めていたような記述があったようなきが。

[K-Ono]

「芸人失格」を読むととてもそうは思えないし、それ以前に松野を「捨てた」時点で唾棄すべき存在だと思っている。