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ドイツの電機・エンジニアリング大手シーメンスは、同国が推進する「インダストリー4.0」の中核企業... ドイツの電機・エンジニアリング大手シーメンスは、同国が推進する「インダストリー4.0」の中核企業の一つ。ライバルでもある米ゼネラル・エレクトリック(GE)を立ち上げた発明家トーマス・エジソンの誕生年(1847年)に創業という老舗ながら、最近はソフトウエア、デジタル事業へと大きく舵を切る。もともとの工場自動化(FA)に強みに加え、モノづくりのデジタル化でアピールしているのが、「デジタルツイン」とIoT(モノのインターネット)基盤OSの「マインドスフィア」。こうしたアプローチでデジタルモノづくりにかかわるすべてのプロセスをカバーし、顧客企業との共創を進める一方、デジタルファクトリーのプラットフォームを握ろうとしている。 2ケタ成長の原動力 「18年の研究開発ではデジタルファクトリーが最大の投資先になる。競争は厳しいが、将来の収益のためにこの分野に引き続き手厚い投資を行う」。シーメンスが17年1