最近読んで面白かった本のレビュー【観察力を磨く名画読解】 - イタリアのすすめ

このところ、美術史や西洋絵画の本を読むのが、マイブーム？になっていたのですが、そんな中で偶然手に取った本が、なかなか示唆に富む内容でしたので、ご紹介いたします。 タイトルや表紙の感じから、「名画鑑賞」についての本だと思い、なんとなく手に取りましたが、実は、絵画をじっくり見ることを通して「観察力を養う方法」について書かれた本でした！ 「名画鑑賞の本」と早とちりしてしまうとは、私の「観察力全く無し」という実態？を最初から露呈してしまいましたね！お恥ずかしいかぎりです… (;'∀') 「観察力を磨く」ことは、「日頃の生活や、仕事、勉強などにも、とても役に立つ」ということに気付けた、興味深い本です。 「観察力を磨く名画読解」（早川書房） エイミー・E・ハーマン 著 岡本由香子 訳 パッと見た感じ、この表紙やタイトルから推測？すると、 「名画鑑賞」の本だと思ってしまいがちではありませんか？？？ え、

[tn198403s]

とても面白く読めました。> 絵そのものは変わっていない。変わったのはあなただ。」はいい表現だなと思いました。この言葉に

[tokinokaseki]

勉強になりました。どうしても先入観をもって観てしまいますよね。フェルメールの絵は細部にいろいろな情報が描き込まれていて興味深いです。ちょうど、僕も絵のブログを書いています。