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【書評】「一般意志2.0」が目指すシステムの実現可能性 - ITとエレクトロニクスの知的備忘録
Twitterの登場で「備忘録」がブログからマイクロブログに移って以来、ブログの執筆はご無沙汰してました... Twitterの登場で「備忘録」がブログからマイクロブログに移って以来、ブログの執筆はご無沙汰してましたが、年末年始で時間があるし、書評を書くにはTwitterの余白は狭すぎる、ということで。 東浩紀著「一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル」読了。民主主義が目指すベクトルとしては賛同で、Government2.0にTwitterやニコ動コメントのようなリアルタイム参加機能を加味した民主主義システムを目指すもの、と解釈した。 Amazon CAPTCHA ただ本書を通読するなかで、最後まで疑念が消えなかったのが、東氏の理想とする「政治参加コストを劇的に下げ」「大衆の無意識を可視化する」というITシステムが本当に実現可能なのか、という点である。当の著者が「夢を語っている」と言っているので、フィージビリティという視点で批評するのは反則かも知れない。だが、考察する価値はあると思う。 まず、2
2011/12/26 リンク