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視えない絵画を知覚する(4) 盲人の空間認知 - 現在思想のために
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視えない絵画を知覚する(4) 盲人の空間認知 - 現在思想のために
<盲人の絵画>に関するケネディの研究で最も注目に値する観察の一つは、盲人が<遠近法>(perspective)を... <盲人の絵画>に関するケネディの研究で最も注目に値する観察の一つは、盲人が<遠近法>(perspective)を――少なくともその基本構造について――晴眼者と同様に理解している、ということだろう。というのも、従来、遠近法はもっぱら視覚に固有な空間の構成法だと信じられてきたからである。 そもそも<遠近法>は、<視点>と<視線>という要因――いずれも視覚的な要素――によって成り立つと思えるからだ。(この点はperspectiveが<透視画法>と訳されることにもうかがわれる。そもそも英語の perspective はラテン語のperspectivus に遡る。これは、perとspect-から成る語であり、per=through + -speicio =to look、つまり<前方を透かして見る>を意味する。) ある女性の被験者(三歳のとき全盲となった)は、一個の立方体とL字形の積み木の配置をいろ