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PLAの生分解プラスチックとしての誤解
PLAは生分解性プラスチックとして紹介されています。生分解という言葉を聞くと、自然環境で分解されてい... PLAは生分解性プラスチックとして紹介されています。生分解という言葉を聞くと、自然環境で分解されていくことを思い浮かべますが、実は必ずしもそうではありません。 PLAの分解は加水分解と微生物分解の2段階に分かれて進みます。1段階目は加水分解です。短期間に加水分解を起こすには温度55℃以上、湿度80%以上の環境が必要になります。堆肥を作るときのコンポスト装置だと発酵での発熱があり、水分も含まれるためこの条件はクリアできます。 まず加水分解でエステル結合の鎖が切られてガラス転移点が下がります。その結果、次第に結晶化が進行して透明であったものがだんだん白化していきます。加水分解は非晶相から起きます。非晶相がなくなって結晶相の占める割合が多くなっていき、この結果脆くなりますが、ある時点でパキッと割れてボロボロになっていきます。表面積が増えることで崩壊は加速していき、さらに細かな破片になっていきます
2020/11/23 リンク