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信長の庶子 - 第四十八話・匹夫と愚者と
二ヶ月の間に、戦後処理自体は抜かりなく行っていたので、帰りの際にしなければならないことはさほどな... 二ヶ月の間に、戦後処理自体は抜かりなく行っていたので、帰りの際にしなければならないことはさほどなかった。信広義父上には話をしに行ったが、ハルの事はご存知であるようで、一言『恭が産んだ子に跡を継がせろ』という釘だけ刺された。それは大切なことだと思い頷いた。『目が変わったな、男にはな……』と言い出したことについては三度目ですので結構ですと言ってとっとと屋敷を後にした。 道中寄る場所は二ヶ所。一つは岐阜城で、吉乃様の墓を参った。父は葬儀の後菩提寺を建て供養するようだ。正室にして子のない帰蝶様はいずれ菩提寺に居を移すかもしれないとの事。吉乃様に限らず、織田信長ゆかりの人物を弔う寺を正室である帰蝶様が守る。帰蝶様の織田家での立場や風聞も宜しいであろうし、良き思案ではないかと思った。 話は前後するが、岐阜に戻る前にもう一ヶ所寄った場所がある。近江、観音寺城だ。此度の戦、大小幾つの戦いがあったのか分から