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Re:ゼロから始める異世界生活 - 第六章72 『■■・■』
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Re:ゼロから始める異世界生活 - 第六章72 『■■・■』
――唐突な『死』の訪れに、■がひび割れる音をナツキ・スバルは聞く。 しかし、その避け難い音が響くたび... ――唐突な『死』の訪れに、■がひび割れる音をナツキ・スバルは聞く。 しかし、その避け難い音が響くたびに、思うのだ。 これが確かに、歩みを止めていない証。これが、未来へ近付いている足音。 その歩幅がどれだけ小さかったとしても、進んだ道が些少でも、確かに、歩みを。 「――スバル」 「――――」 意識が覚醒へ導かれた瞬間、すぐ目の前に特徴的な紋様の青い瞳が映り込む。眼前、心配そうにスバルを覗き込んでいるのはベアトリスだ。 ベアトリスの手が、そっとスバルの頬に当てられていて、スバルは息を呑む。 直前に、ベアトリスの泣き顔と別れてきたばかりだ。 その意識の切り替えがうまくいかない。ついさっき、別れなんて上等なものは交わせなかったけれど、確かにスバルの前には彼女がいて。 「……ぁ」 「意識、ちゃんとしてるかしら? 今、起きるまで時間がかかったから不安だったのよ。うっかり記憶を落としてないか確かめた方が