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注連縄の上で魔除けのお仕事、猫は爪とぎ威勢を奮う
仕事始めにはまだ早いですが、こんな感じで爪をバリバリしている気の早い猫もいるのではないでしょうか... 仕事始めにはまだ早いですが、こんな感じで爪をバリバリしている気の早い猫もいるのではないでしょうか。 注連縄といえば、神棚とか神社の拝殿や鳥居の前に巡らして、神聖な場所に災いの神が入らないようにするためのものであり、元々は信仰や法律に基づくものでなく、防災除疫の目的で村境に縄を張ったり、穢れた場所に張って人を遠ざける目的で用いられた「縄張り」「通せんぼ」を示す俗世の生活の知恵であり、それが信仰と結び付いて今に至ったという話は皆様ご承知置きかと思いますが、浄と不浄の境目たる注連縄の上でお仕事に勤しむ猫の姿をご覧になり、新年気分を高めて参りたいと思います。 恐らく、これから新しい神棚を祀る台の前につり下がった注連縄を、シッポを伸ばしてバランスをとり巧みに乗りこなすサバ白の猫。足元を確かめながら、腰を入れて威勢良く爪をとぎとぎ。威嚇の音を立てて悪魔を祓う、猫神様の姿を在り在りと見せつけております。