【速報】精神科入院し長期隔離された患者、のどにパン詰まらせ死亡「見殺し」遺族が損害賠償求めて提訴｜YTV NEWS NNN

兵庫県明石市の精神科病院に入院していた男性が死亡したのは、長期間にわたる隔離と病院側の不注意が原因だとして、26日午後、遺族が損害賠償を求め、訴えを起こしました。 訴えを起こしたのは、明石市の「明石土山病院」に入院後、亡くなった初田竹重さん（当時50）の両親です。両親によると、初田さんは20歳ごろに統合失調症と診断され、妄想の疾患が重症化したため、2019年6月から外から施錠ができる隔離室での入院が始まりました。その後、2021年4月、隔離室内でパンをのどに詰まらせ亡くなりました。 訴状によると、初田さんは、1年半の長期にわたり、ほぼ終日隔離されていたということで、両親は病院側が保護の義務を怠ったと主張。さらに誤嚥の可能性が高い食パンを漫然と提供したなどとして、病院側におよそ5700万円の損害賠償を求めました。 病院側は「取材には答えられない」としています。 竹重さんの両親は、提訴後に会見