名古屋入管で死亡のスリランカ人女性、収容中の映像を遺族に公開へ｜TBS NEWS

名古屋入管の施設でスリランカ人の女性が亡くなった問題で、入管庁は収容中の女性の映像などを遺族に開示する方針を固めたことが分かりました。 スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんは、名古屋入管の施設で収容中に体調を崩し、今年３月に死亡しました。 遺族が来日し、収容中の監視カメラ映像や詳しい治療経過の開示を求めていましたが、関係者によりますと、入管庁は来週にも出される見通しの最終報告を遺族に説明する際、施設内に収容されているウィシュマさんを映した映像を遺族に限り開示する方針を固めたことが分かりました。 入管庁は、遺族への開示であれば施設に関する保安上の影響が少なく、個人のプライバシーについても一定の配慮ができると判断したものとみられます。