大学の都心回帰、地方も？ 広島大法学部28年ぶり移転（朝日新聞デジタル） - Yahoo!ニュース

法学部の新校舎が建てられる東千田キャンパス=2021年6月29日、広島市中区東千田町1丁目、宮城奈々撮影 広島大学は29日、広島県東広島市の東広島キャンパスにある法学部を、2023年度から広島市中区の東千田キャンパスに移すと発表した。28年ぶりの「都心回帰」となる。 【写真】法学部の移転先となる広島大学東千田キャンパス 東千田キャンパスに6階建ての新校舎を建設し、学生数約600人の法学部と、大学院人間社会科学研究科の一部のコースを移す。同キャンパスには現在、法科大学院や法学部の夜間主コースなどがあり、移転によって学部と大学院のつながりを強め、法曹養成の核とする。23年4月の授業開始をめざす。 学生の利便性の面から近年、首都圏などで大学の「都心回帰」の動きが広がっている。少子化が進む中、広島大学は法曹志望の学生に選ばれる環境を整えたい考えで、記者会見した越智光夫学長は「法学部は弁護士など実務