断崖絶壁、宙に浮かぶ旧日本軍の陣地 発見はつい3年前（朝日新聞デジタル） - Yahoo!ニュース

土中に築かれていたトーチカは、戦後75年の間に海岸の浸食が進み、崖から飛び出し宙に浮いているように露出していた=2020年7月5日、北海道大樹町、ドローンで日吉健吾撮影 3年前の5月。北海道大樹町（たいきちょう）の当縁川（とうべりがわ）河口付近で、十勝総合振興局帯広建設管理部の河川パトロール中に、コンクリート製の人工建造物が見つかった。それは、太平洋戦争末期に造られた、旧日本軍の「トーチカ」だった。 【動画】宙に浮かぶ旧日本軍の陣地「トーチカ」。ドローンで迫りました。つい3年前に発見されたとは思えない存在感です ロシア語で「点、地点」を意味するトーチカは、軍事的に重要な場所を守るためコンクリートを固めて造った小型の防御用陣地とされる。町教育委員会によると1944年以降、米軍上陸に備えて道内に多くつくられたという。 戦後75年の間に海岸の浸食が進み、土中に築かれたものが崖から飛び出すように露

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