能登半島地震 救出に歩いて片道２時間 千葉県警緊急援助隊員が「凄惨な現場」報告（産経新聞） - Yahoo!ニュース

倒壊した家屋の外壁を崩し、生存者がいないか確認を進める千葉県警の隊員＝４日、石川県珠洲市（県警提供 ） 能登半島地震の発生直後から被災地に入り、被災者の救命救急活動や行方不明者の捜索に、千葉県警の広域緊急援助隊員らが全力であたっている。本県に戻った隊員らのうち５人が１２日、県警本部で過酷な救出状況を報告した。隊員らは「１人でも多くの人を救い出す」との強い使命感を持って、活動を続けてきた。 【写真】「まるで戦場のよう」甚大な被害を受けた観光名所「輪島朝市」 「あまりに非現実的で、凄惨（せいさん）な現場だった」 県警警備部の池田太一警部（４０）はこう語った。石川県警からの要請を受け、元日から５日まで石川県珠洲市に入った。暗闇から明けた翌２日の朝、言葉を失った。 周辺の家屋は軒並み倒壊していた。道路はえぐるように陥没し、信号も停止していた。目の前にはがれきになった家屋が乱立している。食器や布団、

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“ 「地域の住民同士の日ごろのつながりが、私たちが現地の状況を把握する上で、いかに大切かを感じながらの作業だった」”