全国消費者物価3.1％上昇に伸び縮小、政府支援策が押し下げ-２月（Bloomberg） - Yahoo!ニュース

（ブルームバーグ）： ２月の全国消費者物価指数（生鮮食品を除くコアＣＰＩ）は前年同月比3.1％上昇と、前月の4.2％上昇から大幅に伸びが縮小した。エネルギー価格高騰に対する政府支援策が押し下げ要因となった。総務省が24日、発表した。 コアＣＰＩの前年比上昇率が前月を下回るのは１年１カ月ぶり。年初から適用が始まった「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の効果が２月請求分から表れ、エネルギー価格は前年比0.7％減と１年11カ月ぶりにマイナスに転じた。エネルギーも除いたコアコアＣＰＩは3.5％上昇と前月の3.2％から伸びが拡大した。 品目別では、生鮮食品を除く食料が前年同月比7.8％上昇と46年７カ月ぶりの高水準を記録した。一方で、エネルギーは電気代が同5.5％低下、ガソリンが2.5％低下だった。電気代がマイナスに転じたのは１年７カ月ぶり。同省は、政府支援策による電気代のＣＰＩ押し下げ効果はマイナス