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棄国(キコク)…若い世代に日本を捨てる選択を迫る現状(鈴木崇弘) - エキスパート - Yahoo!ニュース
筆者は、日本を良い社会であると今も思っているし、今後もその社会をよりよいものにしたいと考えている... 筆者は、日本を良い社会であると今も思っているし、今後もその社会をよりよいものにしたいと考えている。そのことを前提にして、本記事を書いていることをご理解いただきたいと思う。 筆者は、1988年に米国の雑誌“The Futurist”に“A Hollow Future for Japan?(空洞化する日本の未来)”という短い論考を寄稿した。同論考は、その時の時代状況に基づいて書いたものである。 当時は、1985年のプラザ合意以降の急速な円高の進展等を背景にして、日本の製造業の生産拠点の海外への急速な移転等が起き、国内生産量が減少すると共に、研究開発拠点も海外への進出が続き、国内雇用減少および技術水準の低下の恐れから、産業の空洞化問題が論じられたのである。 そのような状況から、日本では、創造性や社会的活力が失われ、ひいてはキャリアの多くの機会が減少し、若く有能な人材が海外に移住してしまう危険性・
2021/11/24 リンク