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オサム会長はなぜ耕し始めたのか。自動車メーカーが「農業」で生きる道 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
「工業も農業も効率よく心を込めて作るのは同じ。どう育つか、挑戦したい」(鈴木修スズキ会長)。スズ... 「工業も農業も効率よく心を込めて作るのは同じ。どう育つか、挑戦したい」(鈴木修スズキ会長)。スズキが農業分野に本格参入した。軽自動車生産で発揮してきた合理的なモノづくりのノウハウを農業にどう生かすか、注目される。 拠点となるのは静岡県磐田市の2輪技術センター。津波対策で2年内に内陸部へ機能移転することが決まっており、その跡地活用として農業が浮上した。 農業事業の企画、管理は、スズキ子会社など4社が共同出資する新会社「磐田シティファーム」が行う。農業ロボットの開発から実際に農作物を作っての研究、食育や市民農園など、総合的な農業のイノベーション拠点を目指す。 敷地は約100万平方メートルと広大。建屋や空調など基本設備は残るため実験棟は植物工場、工場は農業ロボットの製作など、少ない投資で転用できる。「農業はこれまで過保護だった。車や2輪車のように、将来は農業でも輸出したい」(同)と夢を抱く。 ト
2016/06/09 リンク