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シェルビー・スティールの本〜『白い罪』と『黒い憂鬱』 - 遅船庵雑録
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シェルビー・スティールの本〜『白い罪』と『黒い憂鬱』 - 遅船庵雑録
この四月に刊行されたシェルビー・スティール『白い罪』の訳書を遅ればせながら読みましたので紹介して... この四月に刊行されたシェルビー・スティール『白い罪』の訳書を遅ればせながら読みましたので紹介してみます。併せて『黒い憂鬱』の書評も載せました。ただしこちらは既発表で、雑誌「こぺる」一九九五年二月号に掲載されたものです。 『白い罪』 アメリカ合衆国で公民権法が成立したのはケネディ大統領が暗殺された翌年一九六四年十一月のことだった。黒人解放運動の成果としての同法により人種や宗教、性、出身国による差別は禁止された。 この流れを引き継いで人種差別の積極的是正策としてアファーマティブ・アクションとよばれる黒人の大学への一定割合の優先入学やおなじく企業への就職といった特別措置が実施されるにいたった。 著者シェルビー・スティールは公民権運動の成果を讃えつつ、しかしその後のアファーマティブ・アクションに象徴される米国の人種関係はいびつなものとなったと提起してきた黒人の論客であり、日本でもすでに『黒い憂鬱』