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彼にプロポーズされた日|なかがわ あすか
付き合って、ちょうど6年目を迎えた朝。 何が起こっているのか、理解をするのに時間がかかった。 目の前... 付き合って、ちょうど6年目を迎えた朝。 何が起こっているのか、理解をするのに時間がかかった。 目の前には、手を震わせながら手紙を読む彼がいて、その隣には大きな紙袋が置いてある。 そのシーンだけを切り取ってみれば自然かもしれないが、今目の前にいる彼は、1時間前に仕事にでかけたはずだった。 いつもは私服で出社するのに、その日だけは「クライアントと打ち合わせがあるから」と、ジャケットを羽織って。 . 彼との出会いは、大学時代に遡る。 築50年以上、大学付属のボロボロの寮に住んでいた私たちは、寮で開催された新歓イベントを通して仲良くなった。 彼は大学4年生、私は大学1年生だった。 何をきっかけに好きになったのかは、正直、未だに分からないけれど、三姉妹の末娘として育った私にとって、3つ上の彼は“デキる大人”に見えていたのだと思う。 何より、告白の仕方がカッコよかった。 5年前、酔った彼に呼び出された