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1級障害者の両親だが、最近「あの両親で良かったな」としみじみ思う。|椿原 ばっきー
うちの両親は1級(重度)の障害者だ。 親に遊んでもらった記憶がほとんどなかったり、家族で出かけたとい... うちの両親は1級(重度)の障害者だ。 親に遊んでもらった記憶がほとんどなかったり、家族で出かけたという記憶もほとんどなかったりして、いろいろ不便だったり、よその家族に羨ましさを感じたりする部分も沢山あった。 しかし、自分が親になったせいか、あの両親で良かったなと感謝する機会が増えてきた。 ◼︎寝たきりだった母。 母は5年前に亡くなったが、子供の頃から首に腫瘍があって神経を圧迫していたそうで、私が物心ついたときに壁や手すりに手をつかないと歩けず、手には痺れがあり...と不自由だった。家の中には、いたるところに手すりや踏み台があり、車は手足の力が弱くても運転出来る特別仕様。 首の腫瘍は時間をかけて少しずつ大きくなり、近くにある神経を圧迫し、首からしたの力を奪っていった。腫瘍を手術で取り除こうとしたが、神経が集中している首にあるせいで全て取り除くのは不可能で、体が不自由な分、体力もなかったことで
2017/08/16 リンク