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『アメリカン・ユートピア』と、もっとも興味ぶかい観察対象としての人間|伊藤聡
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『アメリカン・ユートピア』と、もっとも興味ぶかい観察対象としての人間|伊藤聡
私たちはいつも人間を眺めている「どうして、他の人間を眺めるのって楽しいんだろうか」とデイヴィッド... 私たちはいつも人間を眺めている「どうして、他の人間を眺めるのって楽しいんだろうか」とデイヴィッド・バーンは観客に問いかけます。「僕らは、自転車や、きれいな夕焼けや、ポテトチップスの袋やなんかを眺めたりもするけれど、なによりよく見ているのは他の人間の姿なんだよ。人間ほど見ていておもしろい対象はない」。映画全体を通して、もっとも印象に残るメッセージでした。なぜ人間を見ることはこれほどおもしろいのでしょうか。現在69歳のデイヴィッド・バーンが自由に踊り、歌い、表現するライブ・パフォーマンスを映画化した『アメリカン・ユートピア』を見た私は、彼が観客へ向けてその言葉を伝えたのはどうしてだろうかと考えています。 2019年、ブロードウェーで上演されたライブ演奏を映画化できないかと考えたデイヴィッド・バーンは、映画監督スパイク・リーにコンタクトを取りました。そこで完成したのが本作『アメリカン・ユートピア