スモール・タウン・ガールの見た東京 1989-1991-1999-2019｜nee

私があのとき見た世界、そこに現れた人たちひとりびとりが、思い返せば何てきらきらしていたのだろう。私はほんとうにそこに居たのだろうか、と今も信じられないほどに。自分が見聞きしたことを粗くスケッチしたようなこの文章が、誰かの心と少しでも響き合うなら、とても嬉しいです。 ＋＋＋＋＋ 手元に１冊の古い雑誌がある。1986年3月の「オリーブ」。その中に、ひときわ輝く男の子を見つけたのは、中学校卒業を間近に控えた頃だった。街角スナップのページで、シックなツイードのジャケットに眼鏡をかけた和光学園高校2年生のその人は、小山田圭吾という名前だった。それから「小山田さん」は、勝手に私のなかの憧れの先輩になった。 沖縄の小さな離島に住んでいた私は、「東京に行って、この人と友達になれたらいいなぁ」と、そんなことを思うようになった。願っていれば、チャンスはやってくるものだ。地元の高校から和光大学への推薦合格が決ま

[ankoro]

この文章を、（勝手に）小山田さんに捧げます。感謝を込めて、ね。

[Josequervo]

フリッパーにははまらなかったけど割と近い時期に割と近いところで活動してたので胸が締め付けられる感半端ない。良い文章だ。

[charlestonblue]

フリッパーズギターはほとんど知らないけど、青春て感じですね。

[quick_past]

モノクロムセット通じなかったのか・・・

[ryuokzk]

“からだ。”

[kash06]

時代の証言

[toya]

「私があのとき見た世界、そこに現れた人たちひとりびとりが、思い返せば何てきらきらしていたのだろう」