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【怖い話】 寒い家 【「禍話」リライト110】|ドント
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【怖い話】 寒い家 【「禍話」リライト110】|ドント
その建物は、今はもうない。 「ドライブインみたいな、道の駅みたいな……。それにしては広いし小部屋も多... その建物は、今はもうない。 「ドライブインみたいな、道の駅みたいな……。それにしては広いし小部屋も多いし、宿泊施設……? とにかく、妙な廃墟でしたねぇ」 鳥山さんはそう振り返る。 「妙な廃墟」には、怖いウワサがあった。 女の子が走り回る、という。 廃墟の中にいると、ぱたぱたぱた……と動くものがある。ハッと目をやると、女の子が駆けて行く。 真っ白い服を着ているので、月明かりしかない夜目にもくっきりと見えるらしい。 ただし、そこで人が事故死したとか、殺人事件があったなどという話は聞かない。 「じゃあガセじゃん、ウソじゃん? ってことになるじゃないですか。ところが俺の先輩がですねぇ」 肝試しに出向いて、「さて乗り込むぞ」と歩を進めた廃墟の手前で。 屋内に動く人影を目撃したのだそうだ。 詳しくは語ってくれなかったものの、 「『いや、あれはヤバかったわ。ガチだなあそこは』なんて言うんですよ。そうなる