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自由意志の根本問題|山口尚
一切はたんなる出来事であって、ひとが何かをするというのは幻想なのか――これが自由意志の根本問題であ... 一切はたんなる出来事であって、ひとが何かをするというのは幻想なのか――これが自由意志の根本問題である。なぜこれが「根本問題」と呼ばれうるのかを手短に説明すれば以下。 自由意志をめぐる問題はこれまで決定論との関係で定式化されることが多かった。決定論が正しければ、AがBを殺すことはAが生まれる前に決まっていたことになる。それゆえ、決定論が正しければ、Aを殺人の咎で責めたり罰したりすることは不条理になる。同様の理屈が任意の人間と任意の犯罪について成り立つ。はたして決定論と非難や刑罰の正当性とは両立するのか。――これが自由意志をめぐる問題の従来の典型的な定式化のひとつである(ちなみにこの定式化から自由意志の哲学で問題になる「自由意志」のタイプが分かる――それは〈責めや罰の正当性の根拠としての自由意志〉だ)。 だがこの定式化は問題の核心に迫らない。なぜそう言えるかと言うと、非決定論が正しい場合にも似
2021/07/26 リンク