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鯖がぐうと鳴いた 短編|萩原正人
※これは2011年7月に、桶田敬太郎くんと一緒に、片瀬漁港から鯖釣りにいった出来事をモデルとした小説で... ※これは2011年7月に、桶田敬太郎くんと一緒に、片瀬漁港から鯖釣りにいった出来事をモデルとした小説です。 鯖がぐうと鳴いた 萩原正人 再会 江ノ島の右肩に白い月。 そこへ突進するように慶太がハンドルを切った。片瀬東浜と西浜の隙間をぬって、弁天橋の袂にもぐりこむ。 船宿が軒を並べていた。看板には、片瀬漁港と達筆な文字。右手は魚市場だ。定置網によって水揚げされた魚が、ここで直販されている。 ここには、私の知らない夏と江ノ島があった。 漁港の朝は、前のめりに動き出していた。 船宿にたむろする釣客は、リールの感触を語り合い、空の色を見ては、今日の釣果を噂している。 いずれにせ、ここに寄せ集まるどの顔も、真夏の湘南を我が物顔で闊歩する、あの誇示するほどに日焼けをした、若者達とは人種が違う。 慶太に、「江ノ島で釣りをしませんか」と、誘われた。 江ノ島と釣りのイメージが結