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女子大生に質問する勇気がなかった話|朝井麻由美
先日、大学生の体育会系の部活を取材する機会があった。取材は滞りなく進み、流れでそのまま学生たちと... 先日、大学生の体育会系の部活を取材する機会があった。取材は滞りなく進み、流れでそのまま学生たちと夕飯に行くことになった。 18歳前後の女子大生たち4人と、10歳以上上のわたし1人。もしかしたら、干支が同じ可能性すらある。どう振る舞うのが適切なのかもわからずに、背中を小さく小さく曲げて、わたしはハンバーグを注文した。彼女たちの団欒を邪魔してはなるまい。この場で明らかな"異物"になってはなるまい。たまたま、女子大生のの中のひとりと、注文したハンバーグの種類やトッピングがまったく同じだったので安心した。彼女たちとは年齢も属性も何もかもが違っているわたしは、そのほかのもので"同じ"を演出する必要がある。"同じ"の数は、異物ではない証の数だ。 店に入る前に「みんなでSNOW撮ろうよ」と、スマホを向けられた。画面には、どういう顔をしていいかわからないわたしの表情の上に、ネズミのヒゲや耳がついていた。