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僕と翠星石の日々|にゃるら
「ですぅ! はやく起きるですぅ! 3分で顔洗って食卓に来るです。元気な朝は翠星石のスコーンから!」... 「ですぅ! はやく起きるですぅ! 3分で顔洗って食卓に来るです。元気な朝は翠星石のスコーンから!」 朝。栗色の長い髪を揺らした少女が男の腹部へ飛び込む。彼女の身体は球体関節の人形で、男の半分もない大きさであるものの、彼よりも元気いっぱい縦横無尽に部屋中を跳ね回る。 「どうですぅ? 翠星石の焼きたてスコーンは! 女子と話すことすらできないオタク人間には本来味わえない贅沢品なのですから、一口一口を神に感謝するように堪能するといいですぅ!」 朝からガミガミうるさい少女人形も、男が美味しそうにスコーンを頬張るのを確認すると、強張った表情が自然と崩れていく。 「まったく寝起きだからって、なんて間抜けな顔してるですか。はぁ……まさか翠星石もこんなオタク人間と契約することになるなんて、なんと不幸な薔薇乙女なのでしょう。しくしくなのですぅ……」 毎日毎日、このような小言と泣き真似を続けているが、彼女はこん
2023/07/22 リンク