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メディアの話 美味しんぼと民主主義と特権階級と。|柳瀬 博一
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メディアの話 美味しんぼと民主主義と特権階級と。|柳瀬 博一
「美味しんぼ」は、料理や食事がひとの口に入るまで、どれほどの創意工夫と努力と何より食べ手への「愛... 「美味しんぼ」は、料理や食事がひとの口に入るまで、どれほどの創意工夫と努力と何より食べ手への「愛」が込められているのか、そのプロセスをドラマにすることで、「食べる」ことへの想像のフォーマットをつくった。 「美味しんぼ」以前以後で、「食べる」に対する批評や記述は根本から変わった。すごいことだ。 であるがゆえに、惜しい。 「美味しんぼ」は、一方で「食べる」に優劣をつけてしまった。 「手作り」がえらい。「機械」がだめ。 「個人」がえらい。「企業」がだめ。 この二項対立を、物語のもうひとつの軸にしたため、「美味しんぼ」はその価値を徹底的に減じてしまっている。 皮肉にもさまざまなTV番組では、「美味しんぼ」の手法で、ファミレスが、製菓メーカーが、食品産業が、どれほどの創意工夫で、超絶的な食べ物を「大量生産」して「誰でも口にできる」ようにしているのか、そのプロセスを映像化することで、視聴者を驚かせてい