「学歴ロンダ」の話が出るたびに思い出すこと｜まつーらとしお

手元に1冊の小冊子がある。そこにある言葉を引用することから始めたい。 今この大東[文化大学(まつーら・補)]に来ていろいろな学生諸君に接するようになったが，若いのに何と寡欲の人の多いことか，と驚く。この大学の学生は自らの能力に自ら天井を作ってしまうのだ。とんでもないことである。たとい2度や3度入学試験に失敗したからといって，それがその人の能力の限界を示している訳ではない。ましてや暗記暗記を強いられて，それに成功した人間が高得点を取るような時代であるのならなおさらのことである。大東の学生はもっと自信を持つべきだ。いい才能を持っている学生が何人もいることは，1期生・2期生の我がゼミ生を卒業させ，今や3期生・4期生を現役生として共に勉強していて分ることなのである。 これは私が卒業した大東文化大学で指導教員だった先生が学科の冊子に寄稿した文章に書いていたものだ。私が入学した1996年当時の雰囲気で

[hhasegawa]

「勉強がどれだけ面白いかが分かるのが学部生になってからということは十分にある」乏しい教育経験のなかでもそれらしき人を見た覚えがあり、「学校」はダメでも「大学」になら適応できる学生がいると思いはじめた。

[gaudere]

学歴はある種のシグナリングで、姑息に利用するように見える人は姑息だと言われるし、堂々と使う人は大度だと言われる。要はAO入試とか同じで成果を上げてればロンダとか言われないわけ。それだけ。

[myogab]

言葉の含意の齟齬だろな。「学歴ロンダ」って、外形的なものでなく、内実だろ。学問には興味無くただ就職目的に偏差値UPで行う者も居る～て部分に限って用いないと、問題の本質解決には逆効果の働きになるんじゃね？

[gm91]

ロンダリング、て発想がそもそも敗北感に溢れてる。院卒を採用するのにいままで何をやって来たかを気にすることはあっても、それ以前の在校履歴なんかどうでもよくね。

[klaftwerk]

研究に関しては入り口で「差」があっても出口にたどり着いた方は殆ど差がなくなっている、って柏だったりのキャンパスにいた方とかから聞いたことあるね

[hiroyukiokano]

「専門の勉強がどれだけ面白いかが分かるのが学部生になってからということは十分にあるし，実際，卒業論文を完成させてから「専門の勉強が面白いことに気付きました」という感想を持つことは珍しくない」

[contractio]

「実際，卒業論文を完成させてから「専門の勉強が面白いことに気付きました」という感想を持つことは珍しくない。」 勉強の面白さは勉強しないとわかんないもんねぇ。