これは「生まれてしまった」私たちのための、祝福と再生の歌だ ZOC「family name」｜鈴木悠平｜note

「すごい社会包摂アイドル出てきた」 友人が教えてくれたリンクを何気なくクリックしたらガツンとやられた。 うわ、ちょっとこれ、すごいわ。 2019年4月30日、平成の終わりにデビューシングル「 family name / CHU-PURI 」が発売された。本記事ではそのうち「family name」について書く。 (※記事サムネイルは同曲MVの1シーンをキャプチャ機能にて引用) family name 同じ呪いで だからって光を諦めないよ彼女たちにとって、family name、つまり親の姓は、選ぶことができずに課せられた「呪い」である。 生まれる-be bornと受動態で表現されるように、子は生まれてくる家や親を選べない。 そして、生まれたばかりの子どもやまだ自活できない若者にとって、親は庇護者であると同時に権力者である。 「呪い」とまでは言わなくとも、生まれた家や親に対してアンビバレント

[Cyana]

“選ぶことのできない呪い、それでもわたしはわたしの人生に光あることを諦めない。「family name」は、”生まれてしまった”運命に悩み翻弄されるすべての人たちに向けた、祝福と再生の歌だ”