「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。｜surf_and_literature｜note

「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。 「半分、青い。」が最終回を迎えた。 星野源の「アイデア」が毎朝流れる半年間にどれだけ救われたことだろうか。永野芽郁ちゃん演じる鈴愛がポロポロと切実感溢れる涙を流すたびにともに涙し、自分まで日々のストレス成分が流されたような気になって「よーーし今日もがんばるぜえ！」と思えた美しき日々が、終わってしまったのだ。素晴らしき哉、大人のための少女漫画（大人の女性向け漫画、では決してない）。 「半分、青い。」は壮絶なロールシャッハテストを、毎度毎度日本の朝のお茶の間から派生した小さなSNSというコミュニティの片隅に突きつけ続けた。それゆえ、絶賛と大異論反論バッシング大会を同時に生み出し続けるというとんでもないことを成し遂げたドラマでもあった。 正直、途中まではタグでもって他の方の感想ツ

[kno]

スズメと同世代で、側から見たら似たような生き方してる自分にはその痛快さが単なる痛さに思えてキツかった（同族嫌悪？）

[lotustea]

フィクションで震災を語ることについて考えさせられました。震災をいつまでもメタファーで語ると若い世代に伝わらなくなっていきます。直球で切り込んだ今作の勇気を私は評価したいです。

[RizCo]

自由に生きる姿は痛快だったけど、一方で自由であるために不自由を強いられ、生き方を否定された人がいるのはどうかと。映画監督を諦めるor死んでくれと言われた元旦那や海外旅行資金を使い込まれた母とかは良いの？

[mahal]

「東北じゃない場所」での震災描写に関しては、今後の朝ドラでも大きなテーマになると思うけれど、ある意味このくらいの「軽さ」で描くことが、我々の多数にとっての「リアル」として突きつけられるのかも。

[emrszk]

【works】

[aykt]

よいなぁ。

[zakkicho]

鈴愛の生き方について、また、フィクションにおいて震災をどう取り上げるかについて納得の行く、素晴らしい記事でした。読めてよかったです。

[anmin7]

「#北川プラス」にどんなロールシャッハがあったというのか。

[soylent_green]

素晴らしく、大いに共感する感想でした

[gcyn]

『何かひとつの物事について、真逆の受け取り方をしている人と、無理にわかりあおうとする必要など全くない。というか、逆もまた真なり、ということで、むしろ真逆だというのは一周回ってほぼ同じ、ということ』