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相次ぐ協会問題と'00年の千葉すず。勇気ある行動が競技に透明性を。(松原孝臣)
相次ぐ競技団体をめぐる問題に、18年前のあるアスリートの姿を思い出す。 女子レスリング、ボクシング、... 相次ぐ競技団体をめぐる問題に、18年前のあるアスリートの姿を思い出す。 女子レスリング、ボクシング、そして体操……。この数カ月、スポーツ、特に競技団体のあり方をめぐる報道が続いた。 それらに共通するのは、組織を束ねる、あるいは責任を担う立場にある人物の権力が強大化していることと、そのもとで選手の尊厳が損なわれていることである。 スポーツの場合、競技を束ねる団体は1つに限られる。これは国際オリンピック委員会が、1競技につき1団体しか公認していないからだ。複数の団体間での競争があるわけではないし、団体のトップあるいはその周辺に位置すれば、競技そのもののトップに立つ。つまり競技全体に影響を及ぼす権力を持つことになる。 もちろん選手はその団体に所属していなければ、オリンピックを目指すことはできない。 閉ざされた構造とデメリット。 また、「外部からの視線が届かない」ことも指摘されている。 競技として
2018/09/08 リンク