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「僕がいなくても困らないと思う。ただ…」栗山監督が絶賛する“スーパーサブ”谷内亮太…“失策ゼロ”の原点「ヤクルト時代の金言」とは(高山通史)
通路が、走路と化す。札幌ドームのバックヤードにある広報室に面した直線約50メートルの廊下に試合中、... 通路が、走路と化す。札幌ドームのバックヤードにある広報室に面した直線約50メートルの廊下に試合中、適時を見定めた主が姿を現す。手狭なスペースの硬度ある床を活用しての簡易なウォーミングアップが始まる。 試合展開を映し出すモニターに目をやりながら、一心不乱にダッシュを繰り返している。 クラブハウスからグラウンドや三塁側ベンチ、食堂へと選手が行き交うその1本の動線から、その足音が耳に届く。きしむような響きを奏でるのは北海道日本ハムファイターズの内野のスーパーサブ、谷内亮太選手である。 試合終盤に差し掛かる局面、試合展開によってタイミングは日々微妙に異なり、その加減が絶妙でもある。それが、試合の要所が近いと知るアラームになる。 出場74試合で先発は2試合、内野ならどこでも プロ9年目の今季、境地を確立した。9月8日に通算300試合出場の節目に到達。11日現在、キャリアハイの74試合に出場している。
2021/09/15 リンク