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「課題は明白だが…」根尾昂が与えられた先発2試合の“正直な採点”は? 中日球団が描く未来図と立ちはだかる「10敗カルテット」+5人の男(小西斗真)
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「課題は明白だが…」根尾昂が与えられた先発2試合の“正直な採点”は? 中日球団が描く未来図と立ちはだかる「10敗カルテット」+5人の男(小西斗真)
中日・根尾昂の5年目が終了した。投手に転向して2年目。同学年が大卒ルーキーとしてプロ入りしてきた今... 中日・根尾昂の5年目が終了した。投手に転向して2年目。同学年が大卒ルーキーとしてプロ入りしてきた今シーズンは、先発として飛躍が期待されつつ、経験値を上げるためにまずは二軍での登板を重ねてきた。一軍初登板となったのは9月18日の広島戦(バンテリンドーム)。味方打線が序盤から活発に得点を重ね、6点リードして終盤に突入した。根尾は6回まで無失点。7回に失策がからんで1点を失った2死満塁で降板した。ところが後を託したリリーフ陣が打たれ、さらに失策も重なり何と6点リードを追いつかれてしまった。 プロ初勝利は泡と消えて… 中日打線が6点も取ることがレアなら、中日のブルペンが一気に6点取られることもレア。すぐそこに見えていたはずのプロ初勝利は、泡のように消えてしまった。それでも6イニング3分の2を4安打。結果として4失点とはなったが、自責点は0だった。