第15回 スキーマ｜オススメ！OSS-DB情報｜OSS-DB道場｜受験対策｜DBスペシャリストを認定する資格 OSS-DB技術者認定試験

データベースを知らない人、あるいは学習を始めたばかりの人にとって、スキーマ(SCHEMA)はあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、データベース管理において重要な概念です。 データベースをOSに例えてみると、データベース内に作成したテーブル(表)は、OSが管理するディスク上に作成されたファイルに相当します。OSで多数のファイルを作るとき、ファイルの種類、目的、所有者などに応じて複数のディレクトリ(フォルダ)に分けて保存する、というのが普通です。データベースでも、多数のテーブルを作るときに、テーブルの目的や所有者に応じて格納場所を別にすることで、分類できます。そのための仕組みがスキーマです。 データベースのスキーマは、OSのディレクトリとよく似た性質を持っています。 テーブルなど、すべてのオブジェクトは、何らかのスキーマに所属します。これは、OSのファイルが、何らかのディレクトリに所属するのと

[yarumato]

“RDBMSのスキーマは、OSのディレクトリとよく似た性質。テーブル(表)はファイルに相当。スキーマの中に同名テーブルは複数作成不可。所有者、書き込み権限の概念。ディレクトリとの違いはスキーマは階層化できない”