恩義と報恩の間で自分に何ができるのか - シロクマの屑籠

年を取って、報恩、ということを考えるようになった。 報恩。恩に報いること。私には恩義のある人がたくさんいる。そのような人がたくさんいたこと、且つ、そのような人がたくさんいたと認識可能であることは幸福なことだ。このふたつの条件が揃っている人は必ずしも多いとは言えない。ゆえに、輪廻の輪のなかでそうであることが次にいつ訪れるか想像もつかない。 では自分は、恩義のあった人々に応えることができているだろうか。 恩義を返すといっても、世代差、教える側と教わる側の差、そういったものがある。だから恩義を返すといった時、いわゆる親孝行のようなかたちで直接的に恩義を返せる間柄は思うほど多くない。自分が研修医だった頃を思い出す。そのとき、教授や指導医をはじめ、多くの人から教えをいただきお世話になった。その範囲は自分の科だけではない。医師という職業だけに限ったものでもない。なかには、比較的短い期間だけお世話になり

[p_shirokuma]

mazmotさんへ：私は浄土真宗のもとで育ちました。日本の大乗仏教はだいたい好きですが、色々巡った結果、結局最後の最後で阿弥陀様をあてにしている自分に気づいてしまいました。

[Iridium]

税金払ってたらだいたい報恩できてるでしょ。子供を作れてたらもう言うことない。個人的には報恩というよりは、世界を一歩でも前に進めたい。今までにやってないアイデアを試したい。

[WildWideWeb]

インテリ諸氏は英語文化圏の概念をカタカナにして使うの大好きなのに"Give and Given"とか"Pay It Forward"とかは何故か使わない。そして儒教的な匂いがするものは良からぬものだから最初から近づかない、が心得みたい。

[Ta-nishi]

こういうのは先人の背中を見て自然と受け継がれていくものなので、伝える側も伝わる側も恩義や報恩としてことさら意識する必要はないものだと考えてるな。恩とか言い出すと押し付けがましく恩きせがましくなるので。

[yamamototarou46542]

なに、良いことをするのに、長々と喋ったり、言い訳なんてする必要ないのさ。できることをできる人ができるだけやれば良い

[gcyn]

『幸い、私に恩義を与えてくれた人々には押しつけがましさがなかった。それを私は見習えるだろうか？／願うだけではだめなので実践を心がける』物語に賭ける、語る、てきなとこありますね。これが文化ってやつかー。

[POGE]

悪縁の中、世を憎み人を呪って生きてきた私にとって、後世に残し伝えていかなければならないのは「失敗学」とでもいうべきもので、私を反面教師として「こういう大人になってはいけない」と示していくことだと思う。

[inujin]

こんなこと若い頃はまったく共感できなかったけど、今はほんとそうだなと思う。生殖活動と心残りを減らす活動を同時にやってます。

[mazmot]

タイトル見てシロクマ先生門徒なのかなと思った。いや、そういう話では…　　 https://www.hongwanji.or.jp/faq/knowledge/001338.html 　 / 　そういう話だったか。坊主は嫌いだが、親鸞は魅力的やんね

[kou-qana]

あまり受け継いだものが思いつかないし、下の世代に渡す価値あるものを持ってる気がしない…けど小さな親切とかは誰かに渡すよう心がけてる…いや自信ないな。違うな、私は巨人の肩に乗ってるけど巨人じゃない

[hataichi]

〇〇の神授塔をつくる

[liposo]

自分の受けた(高等)教育への報恩は論文を書くことだと教わった

[auto_chan]

人類には恩を返す＝借りを返す＝関係性の解消＝縁切りって文化・考え方もあちこちにある（あった）ので恩はずっと抱えながら報いたいって想いを抱きしめたいMIDNIGHT CITY返報性なんて西洋合理主義の洗脳さ！ｼﾗﾝｹﾛ

[addwisteria]

"知識は書籍や論文から手に入るとしても" これは巨人の肩で、引っ張り上げる人の営みが重要&かつて引っ張りあげられた人としての責務でもあると理解した。業界の体系や共同体への貢献はまぁ当然だよなとも。