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海外で広がるオミクロン株の感染拡大…岸田首相の「外国人の全面入国禁止」はやりすぎなのか メディアは不安を煽ってはいけない
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海外で広がるオミクロン株の感染拡大…岸田首相の「外国人の全面入国禁止」はやりすぎなのか メディアは不安を煽ってはいけない
WHOが「懸念される変異株(VOC)」に指定 11月25日、南アフリカの衛生当局が「新型コロナウイルスの新た... WHOが「懸念される変異株(VOC)」に指定 11月25日、南アフリカの衛生当局が「新型コロナウイルスの新たな変異株を検出した」と発表した。翌26日には、WHO(世界保健機関)がこの変異株を警戒度の高い「懸念される変異株(VOC)」に指定し、「オミクロン株」と命名したことを明らかにした。懸念される変異株としてはアルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株に次いで5番目となる。日本の国立感染症研究所もVOCとして扱うことを決めた。 日本政府は緊急避難的な予防措置として全世界を対象に外国人の入国を11月30日午前零時から年末まで禁止し、岸田文雄首相が「まだ状況が分からないのに『岸田は慎重すぎる』という批判は私がすべて負う」と危機管理に対する決意を示した。 安倍、菅両政権の新型コロナ対策の失敗を強く反省し、素早い対応を取ったのだろう。こうした決意表明は一国の首相として欠かせない。国民の不安を解消する