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不思議を登るミステリー『恐山』青森県むつ市
この世に極楽浄土はなくとも、地獄は現に存在する」ということだろうか。 北の最果て下北の地、宇曽利山... この世に極楽浄土はなくとも、地獄は現に存在する」ということだろうか。 北の最果て下北の地、宇曽利山の火日原湖のほとりに、硫黄臭漂う別世界があった。 縁起によると、平安時代の天台僧円仁の夢の中に現われた聖者が「そこに地蔵を刻み、仏道を広めよ」と告げたことに始まると いう。 しかし、もとは古代人の素朴な山中他界観に根ざしたものだったにちがいない。 ともあれ、中世には死者供養のほか、仏教各宗派の修験の行場となり、地蔵講の隆盛もあいまって、天然の奇観に長き信仰の跡が積み重ねられることになった。 「三途の川」に架かる赤橋を渡ると、そこに広がるのは、草一本生えないモノトーンの景観。 血の池地獄、釜ゆで地獄、無間地獄…。 傍らでは、幼き亡者にたむけられた風車がカサカサと回る。ひんやりとした冷気に包まれ、深い霧が立ちこめる湖畔に立つと、そこにはあの世への小舟が一艘…。 恐山は、訪れるものを白日夢へと誘う異