なんでも評点:ネコ殺しビデオ撮影事件を題材にしたドキュメンタリ＠トロント映画祭《不公平さ８》

９月９日に開幕したトロント映画祭のことは、日本語Webを見てもあちこちで言及されているのに、どうしてこれが日本に伝わっていないのだろうかと不思議に思う話題がある。 『Casuistry: The Art of Killing a Cat』と題されたドキュメンタリのことである。この題名を訳すなら「詭弁： ネコ殺しというアート」とでもなるだろう。 トロント映画祭の参加作品と上映日程を掲示しているBell - The Toronto International Film Festivalサイトには、このドキュメンタリのデータが以下のように示されている。 FILM TITLE: Casuistry: The Art of Killing a Cat Programme: Real to Reel Director: Zev Asher Country: Canada Year: 2004 Lang

[spica]

牛や豚なら平気でも猫を食べると残酷と言われる欺瞞を暴く“芸術作品”として猫を殺し一部始終をビデオに収めて刑に処された若者。それを紹介するドキュメンタリ。その上映を彼の英雄扱いだとして反対する愛護団体。

[scopoline]

＞猫を食べると残虐だといわれる。その欺瞞を暴きたかった＜ （それは欺瞞ではない。Dr.ヘリオットの著作に可愛がっていた家畜をさばいて涙する農夫の姿がユーモラスに描かれている。）