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フミコフミオへのレクイエム、あるいは勝手ベストセレクション - 立て直せ、人生。
フミコフミオが死んだ。別名、 id:Delete_All 。2016年5月、春にしては暑く、じとつく空気がぼくらを取... フミコフミオが死んだ。別名、 id:Delete_All 。2016年5月、春にしては暑く、じとつく空気がぼくらを取り巻いていた。 「ガラケーが壊れたんだ」 課長は嘯く。壊れたのはガラケーだけなのだろうか。違う。実際、フミコフミコは壊れていた。ロックを信奉していた課長は、トイレに閉じ込められるだけに飽き足らず、会社に、妻に、身動きが取れないようにがんじがらめにされていた。 そう、それは密室状態。たとえ、大草原にいてどこにだって物理的に歩いて出られる状態になっていたとしても、社会的に、立場的に身動きが取れないようになっていたら、それはある種の密室に他ならない*1。 正にロックだ。ロック以外の何物でもない。壊れたガラケーを片手に呆然と立ち尽くすフミコ課長の周りに、少女が立ち現れる。 あの課長に何をした? あの課長に何をした? フミコ課長は顔を上げる*2。 傷つけて、うれしかった。 傷つけて、た
2016/05/13 リンク