佐喜真氏、知事選出馬に前向きな姿勢 自民県連が出馬要請

自民県連の知事選考委員会から出馬要請をうける宜野湾市の佐喜真淳市長（中央）＝９日 、那覇市のパシフィックホテル沖縄 １１月１８日投開票の県知事選で、自民党県連などでつくる候補者選考委員会（国場幸一委員長）は９日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で宜野湾市の佐喜真淳市長（５３）と面談し、知事選への出馬を要請した。 要請に対して佐喜真氏は「後援会や市議会与党、家族含めて周りと相談しながら、環境整備をやらないといけない立場なので（考える）時間をいただきたい」と述べ、受諾に前向きな姿勢を示した。さらに「大切なのは、これからの沖縄をみた場合に５次の沖縄振興計画を今後３年間で作り上げないといけない。政府との対話や沖縄県の思いを振興計画に反映するように県政奪還に向けて取り組むことが一番重要」と語り、県政奪還の必要性を強調した。 出馬に伴い空席となる市長の後継指名などの環境が整えば受諾する見通しだ。選考委員