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説経人形とのろま人形 | 佐渡芸能アーカイブ
佐渡市には、古くから「説経人形」「のろま人形」「文弥人形」の三つの人形芝居があり、いずれも国の重... 佐渡市には、古くから「説経人形」「のろま人形」「文弥人形」の三つの人形芝居があり、いずれも国の重要無形民俗文化財に指定されています。 その中で一番古い説経人形は、太夫による三味線の弾き語りの説経節に合わ一人遣いの人形で合戦ものや人情ものを演じるもので江戸時代中頃まで江戸や上方などの都市で人気を呈しましたが、次第に中央から姿を消し、地方の大衆娯楽として演じられてきました。 現在、佐渡では唯一、廣栄座が継承しています。 一方、のろま人形は、説経人形の幕間狂言として演じられてきました。一人遣いの突っ込み人形をあやつる遣い手が語る佐渡弁の巧みなセリフ回しで、時事ネタや風刺なども交えながらその場の雰囲気に合わせ話を展開し観衆の笑いを誘います。 舞台は客席と舞台をおよそ1.5mの高い腰幕一枚で隔てただけの原始的なものを使います。 のろま人形に登場するのは、道化役の木の助を主人公に、下の長者、お花、仏師
2021/08/30 リンク