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この日のメインレース(11R)はG1秋華賞だった。牝馬のクラシック戦線であるこの重賞レースは今年から新... この日のメインレース(11R)はG1秋華賞だった。牝馬のクラシック戦線であるこの重賞レースは今年から新しく始まったG1レースで場内も熱気にに溢れていた。 英昭はデートに必要な最低限の金しか持って来ておらず、前もって予想もしていなかったのだが、いざさゆりの下を離れ一人になると自ずとギャンブル好きの血が騒ぎ、結局はそのなけなしの資金で馬券を購入してしまった。彼が買った馬券はこの秋華賞の馬連でその購入額は僅か500円だけであった。こんなものが当たる訳がない。英昭はダメ元で遊びで購入しただけだった。 弁当を買って戻るとさゆりは元の場所に坐ったままで英昭の顔に目をやり優しく微笑んだ。一安心した英昭は弁当とお茶を渡し、二人同時に食べだした。 周りには二人と同じようにして朗らかな表情で弁当を食べている家族連れが何組も居た。一人のまだ幼い子供が両親に対して 「美味しい~」 と言いながら覚束ない手つきで食事