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高知大学 スズメバチにシュッとひと吹き 殺さず攻撃性を抑えるスプレー
高知大学の金哲史教授は、スズメバチが嫌がる成分を発見した。殺さずに生態系を守り、人との共存を図る... 高知大学の金哲史教授は、スズメバチが嫌がる成分を発見した。殺さずに生態系を守り、人との共存を図る忌避剤を商品化し、自ら設立した高知大学発ベンチャー「KINP(キンプ:Kuroshio Institute of Natural Product chemistry)」で販売を開始した。 スズメバチは、獲物となる昆虫が減ってくる夏の終わり頃から、ミツバチのコロニーを襲い、餌にする。養蜂農家にとっては迷惑な存在だ。また、非常に好戦的かつ攻撃的な性格で、巣の防御や樹液を分泌するクヌギなどの餌場付近では、他の生物を攻撃することもある。その毒は、セロトニンやアセチルコリン、ヒスタミンなどの神経アミン系の痛みや痒みを引き起こす毒と、アナフィラキシーショックを引き起こすペプチドや細胞膜とタンパク質を分解する酵素などの混合物で毒性が高い。また毒針は返し構造がないので、ミツバチのように一度の攻撃では抜けず、何度
2019/11/26 リンク