連休後半へ魚市場活気づく | 株式会社 三陸新報社

気仙沼魚市場に３０日、マグロはえ縄（水氷）船と大目流し網船が漁獲した本マグロ５９匹が水揚げされた。気仙沼漁協によると、５０匹以上のまとまった水揚げは、昨年３月２４日（１００匹）以来、約１年ぶり。近海船のメカジキや、大目のモウカザメの大量水揚げもあり、大型連休後半前の構内をにぎわせた。 本マグロは、はえ縄船２隻が３５匹、大目流し網３隻が２４匹をそれぞれ水揚げ。岩手～北海道沖にかけて漁獲されたもので、このうち、はえ縄船は大きいサイズで１３０㌔を超えたほか、平均重量でも１０４・５㌔あった。 丸々と太って黒光りしたマグロが構内にずらりと並べられ、買い受け人からは「全体的に鮮度が良く、脂も乗っている」との声が上がった。 買い受け人によると、大型連休中で飲食店や量販店、スーパー向けの引き合いはあるものの、この日は、塩釜でもはえ縄船11隻が本マグロ１８３匹を揚げたことなどもあり、「荷動きは鈍い」という。

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本マグロは、はえ縄船２隻が３５匹、大目流し網３隻が２４匹をそれぞれ水揚げ。岩手～北海道沖にかけて漁獲されたもので、このうち、はえ縄船は大きいサイズで１３０㌔を超えたほか、平均重量でも１０４・５㌔