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吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」を読む : 風の庫
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吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」を読む : 風の庫
中公文庫、2019年5月30日・17刷。著者・吉田篤弘は、クラフト・エヴィング商會の名義での著作・装幀の他... 中公文庫、2019年5月30日・17刷。著者・吉田篤弘は、クラフト・エヴィング商會の名義での著作・装幀の他、小説を多数発表している。彗星のように現れたクラフト・エヴィング商會は話題になったが、その個人が吉田篤弘と知らず、初めての作家さんである。 失職中の大里青年(オーリィ)と、サンドイッチ屋「トロワ」の主人・安藤、その息子・律(リツ)、大家の大屋(マダム)、オーリィ青年が憧れる昔の映画の端役・松原あおいの、現在のおばあちゃん、が登場人物である。青年はサンドイッチ屋で働くようになり、スープ役を任せられる。あおいとオーリィが映画館で出会うようになって(あおいも自分の出演映画の上映を追っていた)、知り合い、あおいの絶品のスープの作り方を伝授された所でエンドとなる。娘さんは一人も登場せず、老壮の男女は配偶者を亡くしている。それでも暖かい物語で、ハッピィ・エンドである。 作者は本作と、「つむじ風食堂