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ASDの「友人を覚えにくい」症状は海馬領域の異常に起因 東大グループ、治療法開発に期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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ASDの「友人を覚えにくい」症状は海馬領域の異常に起因 東大グループ、治療法開発に期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
ニュース ASDの「友人を覚えにくい」症状は海馬領域の異常に起因 東大グループ、治療法開発に期待 2024.... ニュース ASDの「友人を覚えにくい」症状は海馬領域の異常に起因 東大グループ、治療法開発に期待 2024.07.02 自閉スペクトラム症(ASD)の「友人を記憶する能力の低下」という症状が海馬のある領域の異常に起因することが分かったと、東京大学定量生命科学研究所の奥山輝大准教授らの研究グループが発表した。ASDの神経メカニズムの理解が進み、治療法の開発につながる成果と期待される。 奥山准教授によると米疾病対策センター(CDC)が昨年発表した調査で米国では36人に1人の割合でASDと診断され、増加傾向にある。興味が限定し、コミュニケーションや共感性に難しさを抱えるほか、友人一人一人を記憶(社会性記憶)する能力の一部が低下することが臨床研究により報告されている。 奥山准教授やジョン・ミョン助教(研究当時・大学院生)らの研究グループはこれまで記憶を司る海馬の中の「腹側CA1」と呼ばれる領域の神