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認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた【予防医療の最前線】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
文/中村康宏 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症... 文/中村康宏 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで「血管性認知症」との関連で注目されてきました。が、それだけでなく、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたのです。 さらに、認知症の予防可能な要因のリスクやその度合いについても明らかになりつつあります。 今回は認知症と生活習慣病の関連、日常生活における認知症の予防について解説します。 生活習慣病による「酸化ストレス」は認知症の原因になる 生活習慣病は酸化ストレスによる「活性酸素病」と考えられています(※1)。特に脳は、体重の約2%の重量で全身の20〜25%の酸素を消費しますが、酸化されやすい不飽和脂肪酸を多く含む上に抗酸化酵素の発現は低く、酸化ストレスに特に脆弱である臓器と考えられています(※2)。 さらに、酸化ストレスは異
2018/03/03 リンク